オンラインセミナー後のフォローアップ

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オンラインセミナーは、開催しただけでは目的を達成できません。セミナーが終わった直後は、「勉強になった!」「面白かった!」という気持ちが強いですが、時間が経つと学んだことを忘れたり、実践せずに終わってしまうことがよくあります。
そこで、参加者の熱が冷めないうちにフォローを開始 し、学びを振り返る機会を提供しましょう。

目次

オンラインセミナー後のフォローで、商談につなげるには?

オンラインセミナー後のフォローで、商談につなげるには?

1.すぐにフォローを開始!
セミナー終了後、参加者の学びへの熱量は時間とともに薄れていきます。そのため、セミナー直後(24時間以内)にフォローを行うことが大切です。

📌 フォローのポイント
 ・セミナー終了直後に「お礼メール」を送る
  💡例:「本日はご参加いただきありがとうございました!本日のポイントを簡単に振り返ります。」
 ・復習用の資料・録画を早めに共有する
  💡例:「本日の資料と録画はこちらからご覧ください。」

2.参加者が学びを定着できるようにサポートする
人は学んだことを「アウトプット」すると、記憶に残りやすくなります。しかし、オンラインセミナーは受け身になりやすいため、学んだ内容をすぐに実践できないことが多いです。

📌 フォローのポイント
 ・「学びを振り返る3つの質問」を送る
  💡例:今日のセミナーを振り返って、印象に残ったことは何ですか?
     すぐに実践できそうなことは?
     もっと知りたいことは?
 ・参加者同士で学びをシェアする場を設ける(SNSや専用コミュニティ)
  💡例:「学んだことをシェアできるFacebookグループを開設しました!」

商談につながる!効果的なフォローアップ方法

フォローをする際、方法を間違えると 時間や労力をかけても、期待した成果が出ない… ということになりがちです。

なぜなら、セミナー参加者の中には テーマには興味があっても、商材には関心がない という方も多いため。こうした方に何度アプローチしても、反応が薄いのは当然です。

そこで、商談につながるフォローアップのポイントとして、「出席者」と「欠席者」それぞれに向けたフォローを考えることが大切です!

1.出席者へのフォローメール戦略
出席者へのフォローメールでは、最初に 「参加してくれたことへの感謝」 を伝えましょう。今は購買意欲が低い方でも、丁寧なフォローによって、将来的に商談につながる可能性があります。

また、お礼メールの中で 次に取ってほしいアクションを促す ことも大切です。
そのために、特典(資料や動画のアーカイブ、限定オファーなど)があると、参加者の学びの定着や、次の行動を後押しするキッカケにもなります。

このように、セミナーは単発で終わらせず、次のアクションへつなげることが重要です。フォローメールで関連商品やサービスを案内することで、参加者の関心を具体的な行動へと導きましょう!

出席者向けのフォローメール作成のポイントや例文は「実践しやすい! 出席者向けフォローメールの作成ガイド」で紹介しています!

欠席者へのフォローメール戦略

セミナーに申し込んだものの、当日参加できなかった方にもフォローは重要です。なぜなら、一度は興味を持って申し込んでくれた方だからです。そのため、セミナーを定期開催している場合、次回日程を案内することで、再度申し込みしていただける可能性があります。

🔹参加者心理
 ・「参加したかったけど、予定が合わなかった」「情報を知りたいけど、どうすればいい?」と考えている

📌フォローのポイント
 ・ 「今回はご都合が合わず残念でしたが、次回のセミナーは○月○日に開催予定です」と、次の機会を案内する。
 ・定期開催していない場合は、関連資料や、今後開催予定のセミナー情報を提供する

欠席者への具体的なアプローチについては「次回集客につなげる!欠席者向けフォローメール作成ガイド」で紹介しています!

アンケートの活用

アンケートの活用

セミナー後に実施するアンケートは、参加者の生の声を聞くための大切な機会です。
効果的なアンケートを作るには、まず「なぜアンケートを取るのか」という目的をしっかり決めることがです。 目的が明確になると大切、おのずとどんな質問をすべきかが見えてきます。

1.参加者の声を引き出す設問を工夫する
適切な質問をすることで、参加者の率直な意見を得ることができます。

📌 設問設計のポイント
 ・具体的な質問をする
  💡例:❌「セミナーは良かったですか?」❌⭕
     ⭕「どの点が特に良かったですか?」
 ・自由記述欄をつくり、リアルな声を聞く
 ・行動につながる質問を加える
  💡例:「今回学んだことを、明日からどのように活用しますか?」

2.アンケート結果を活かしてフィードバックする
アンケートを取るだけで終わらせず、次のセミナーに活かすことを参加者に伝えることで、信頼感が増します。

📌 フォローのポイント
 ・「いただいたご意見をもとに、次回は〇〇を改善します」と伝える
 ・良いコメントは抜粋して紹介する
  💡例:「参加者の90%が『具体例が分かりやすかった』と回答!」

詳しい作成ポイントは「アンケートの目的と作成時に押さえておきたいポイント」で解説しています!

継続的な関係構築

一度のセミナーだけでは、学びの定着や行動に移すモチベーションも続きません。特に「もっと知りたい!」と思っている参加者に向けて、「この後どうすればいいか?」を示すことが大切です。

1.追加コンテンツで関心を持ち続けてもらう
1回のセミナーで終わらせるのではなく、「次につながる仕掛け」を作ることで、参加者の興味を引き続き維持できます。

📌 フォローのポイント
 ・「さらに詳しく知りたい方へ」と追加資料・関連動画を提供
 ・次回セミナー・関連イベントの案内を送る
  💡例:「今回のセミナーが役立った方には、次回の〇〇セミナーもおすすめです!」

2.参加者コミュニティを活用する
セミナー後も参加者同士がつながることで、学びが深まり、継続的な関係性がつくれます。

📌 フォローのポイント
 ・専用のFacebookグループやSlack、チャットワークなどで情報交換の場を作る
 ・「このグループでは、学びを深めるために質問や情報交換を行えます!」と目的を明確に伝える

最終的なゴールへの誘導

学びを実践するには、「具体的なアクションプラン」 が必要です。
ここで、適切に誘導しなければ、参加者はそのまま行動せずに終わってしまいます。このため、参加者を次のアクションにつなげるためのフォローが必要です。

1.参加者に「次の行動」を促す
学んだことを実践するかどうかは、明確なアクションプランがあるかにかかっています。具体的な行動を提案することで、参加者が一歩踏み出しやすくなります!

📌フォローのポイント
 ・「まず〇〇をやってみましょう!」と具体的な行動を提案する
 ・ワークシートやチェックリストを配布し、実践をサポート
  💡例:「実践チェックリストをダウンロードして、今日から始めましょう!」

2.有料サービス・次のステップへ自然に誘導する
セミナーの目的が「サービスへの誘導」である場合、無理に売り込むのではなく「さらに学びたい人へ」という形で案内をする のがポイントです。

📌フォローのポイント
 ・「より実践的に学びたい方は、個別コンサルをご利用ください!」
 ・「次のステップとして、〇〇講座の受講をおすすめします!」

まとめ

フォローアップを成功させるには、「学びを定着させる」「関係性を深める」「次の行動を促す」という3つの視点が欠かせません。
運営側が適切なフォローを行うことで、参加者の満足度が高まり、セミナーの成果を最大化できます。ぜひ、今回のポイントを活かして、効果的なフォローアップを実施してみてください!

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