アンケート作成ツールの選び方と活用ポイント

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オンラインで簡単にアンケートを作成・配布できるツールはいくつかあります。ここでは、代表的な3つのツールの紹介と、ツールを選ぶときのポイントについて解説します。

目次

アンケート作成ツールの選び

アンケート作成ツールの選び

1. Googleフォーム(Google Forms) https://workspace.google.com/intl/ja_jp/products/forms/
Googleフォームは、Googleが提供する無料のフォーム作成サービスです。
アンケートや注文書、イベントの出欠確認など、用途に応じた 17種類のテンプレート が用意されていて、誰でも簡単にフォームを作成できます。

ゼロから作る必要はなく、テンプレートを少し調整するだけで、そのまま公開できるのが便利なポイント。また、複数の編集者が同時に作業できる ので、チームでのフォーム作成もスムーズに進みます。

さらに、回答データは自動的に集計され、グラフ化されるため、アンケート調査や顧客満足度の分析にも最適です。

Googleが提供するサービスだけあって、常時SSL化・24時間365日の監視体制・アカウント管理サポート など、セキュリティも万全。安心して利用できます!

🔹 特徴
無料で使えるシンプルなアンケート作成ツール。Googleアカウントがあればすぐに利用可能。

月額利用料無料
CSVダウンロード

⭕ メリット
 ・無料で使える(コストゼロ)
 ・回答が自動でGoogleスプレッドシートに記録されるので、集計が簡単
 ・直感的に操作できるので初心者でも作成しやすい

❌ デメリット
 ・デザインのカスタマイズが制限されている
 ・回答者がGoogleアカウントを持っていないと記名式回答が難しい

💡 活用ポイント
→ 「今回のセミナーで特に役に立ったポイントを教えてください」など、選択式と自由記述をバランスよく入れると、分析しやすくなります。
Googleフォームでフォームを作成

2.SurveyMonkey https://jp.surveymonkey.com/
SurveyMonkeyは、アメリカのSurveyMonkey社が開発した アンケート作成ツール です。

200種類以上のテンプレート に加え、1600以上の質問サンプル から好きな質問を追加できるので、簡単にアンケートを作成できます。さらに、回答データの 自動集計・グラフ化 など、分析機能も充実しているため、結果をすぐに確認できるのが便利です。

ただし、無料プランではフォームのデザインを一部しかカスタマイズできません。デザインを自由に編集したい場合は、有料プランの利用を検討するとよいでしょう。

🔹 特徴
世界中で利用されている高機能アンケートツール。無料プランと有料プランあり。

プレミア年間アドバンテージ年間標準月間プランベーシック
月額利用料14,583円5,833円5,500円0円
CSVダウンロード×

⭕ メリット
 ・豊富なテンプレートがあり、すぐに使える
 ・データ分析機能が充実している
 ・匿名回答が可能で、率直な意見が集まりやすい

❌ デメリット
 ・無料プランでは設問数が制限される(10問まで)
 ・データの詳細分析をするには有料プランが必要

💡 活用ポイント
→ 「セミナー内容の満足度を5段階評価で聞き、自由記述で具体的な改善点を募る」といった活用が効果的。

3.Typeform https://www.typeform.com/
Typeformは、スペイン・バルセロナに本社を置く Typeform社 が開発したフォーム作成ツールです。

このツールの特徴は、1画面に1問ずつ質問が表示されるシンプルなデザイン。次々とスムーズに回答できるため、ストレスなくアンケートを進められます。さらに、フォントサイズや画面レイアウトにも工夫がされており、直感的に回答しやすい 仕様になっています。

ただし、公式サイトやフォーム作成画面は英語・スペイン語のみ で、日本語には対応していません。フォーム自体は日本語表示に設定できますが、他のツールと比べると、アンケート作成に少し手間がかかるかもしれません。

また、Typeformで利用できる通貨は 米ドル・ユーロ・ポンドのみ で、日本円には対応していないので、その点も注意が必要です。

🔹 特徴
デザイン性が高く、ユーザー体験を重視したアンケートツール。対話型のインターフェースが特徴。

BusinessPlusBasicFree
月額利用料83 USD50 USD25 USD0 USD
CSVダウンロード

⭕ メリット
 ・質問が1つずつ表示されるため、回答者の負担が少ない
 ・デザインが洗練されており、プロフェッショナルな印象を与えられる
 ・画像や動画を挿入できるため、視覚的に魅力的

❌ デメリット
 ・無料プランでは回答数に制限がある(月10件まで)
 ・日本語対応が不完全な部分がある

💡 活用ポイント
→ 「参加者の体験をストーリー形式で聞く」など、楽しく回答できる仕組みを作ると効果的。

アンケートツールを選ぶときのポイント

アンケートツールを選ぶときのポイント

上のツール紹介の表でも比較しましたが、ツール選びに悩んだときは以下のポイントを意識して選ぶのがおすすめです。

  1. 設問数の上限
    詳細なデータを得るには、ある程度の設問数が必要です。だからこそ、アンケートフォームの設問数の上限 に注意しましょう。

無料プランでは、設問数に制限があるものと、無制限で使えるもの があります。もし他の機能に問題がなければ、できるだけ 設問数が無制限 のツールを選ぶのがおすすめです。

  1. セキュリティ
    アンケートで集めたデータが漏えいしてしまうと、ユーザーに迷惑をかけるだけでなく、企業の信頼にも大きな影響 を与えます。そのため、セキュリティ対策がしっかりしているツールを選ぶことが重要です。

🔹セキュリティ対策のチェックポイント
 ✅ ISO 27001やプライバシーマーク などの認証を取得しているか
 ✅サーバーの安全性(強固なセキュリティ対策が施されているか)
 ✅SSLによるデータの暗号化(通信データを保護する仕組み)
 ✅セキュリティポリシーや対策が明確にされているか
安全性の高いツールを選ぶことで、リスクを減らし、安心してアンケートを実施できます。

  1. データの集計・ダウンロード機能
    紙のアンケートは、集計に時間がかかる うえに、入力ミスが発生しやすい のが難点です。デジタルのアンケートフォームなら、Googleスプレッドシートなどに 自動でデータを集計 できるため、手間を大幅に削減できます。

また、集計データをもとにグラフを作成してくれたり、CSVなどの形式でダウンロード できると、分析や資料作成がスムーズに進みます。アンケートフォームを選ぶ際は、「自動集計・グラフ作成機能」と「ダウンロード機能」 が備わっているかを確認しましょう。

まとめ

効率よくセミナー運営する上でツールの活用は必須です。アンケート作成ツールを使うことで、簡単に質問を作成し、自動で集計&分析が可能なものもありますので、手間を省きながら貴重なフィードバックを収集できるため、短時間で次回セミナーの改善対策を立てることも可能です。このように自社にあったツールを活用することで、効率的にセミナー運営を行っていきましょう!

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